note

場所と記憶

ひとはたいせつなことほどちいさな声で話す。

しばらくのあいだ、かすかで曖昧な空間を作る試みを続けたいと思っている。

できる限りいろいろな"場所"でやってみたいと思っている。

どんな場所でもすべての場所はそれぞれの意味をもつゆえに、
それはいつも

それらの "場所"との共同作業となることだろう。

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1999,ニノミヤトモコ


photo© 2000Tomoko Ninomiya/Tokyo